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誰(だれ)かが言(い)った いつか空(そら)は灰(はい)になって落(お)ちるって 
妄想(もうそう)の世(よ)の中(なか)で 日々(ひび)を喰(く)らっている

 

境界線(きょうかいせん)を引(ひ)いてしまうのも 共感覚(きょうかんかく)のせいにして 
街(まち)の灯(ひ)の海(うみ)で 居場所(いばしょ)を探(さが)している

 

何処(どこ)へ行(い)くにも この足(あし)は退屈(たいくつ)に染(そ)まって動(うご)かない 
少(すこ)しだけ先(さき)の景色(けしき)が見(み)たいだけなのにな

 

雨(あめ)が降(ふ)ったら きっと 頬(ほお)を濡(ぬ)らしてしまう 
枯(か)れてしまった 色(いろ)ですら 愛(いと)しくなるのに 
目(め)を瞑(つむ)ったら もっと 遠(とお)く霞(かす)んでしまう 
煩(うるさ)くなった雨(あめ)の音(おと) 笑(わら)い飛(と)ばしてくれ!

 

誰(だれ)かが言(い)った いつか溜息(ためいき)は夜(よる)に化(ば)けて歌(うた)を歌(うた)う 
妄想(もうそう)の世(よ)の中(なか)で 日々(ひび)を喰(く)らっていろ

 

優(やさ)しい嘘(うそ)をなぞったせいで 離(はな)れる声(こえ)に気付(きづ)かない 
溶(と)けた月(つき)が足下(あしもと)に落(お)ちて 静(しず)かに揺(ゆ)れていた

 

夜(よる)が降(ふ)ったら きっと 今日(きょう)を責(せ)めてしまう 
満(み)たされない 日々(ひび)の底(そこ)で 夢(ゆめ)を見(み)ているだけ 
目(め)を逸(そ)らしても ずっと 後悔(こうかい)と哀(あい)の隙間(すきま) 
取(と)り残(のこ)されてしまう前(まえ)に 手(て)を伸(の)ばしてくれ

 

雨(あめ)が降(ふ)ったら きっと 
湿(しめ)るアスファルトを背(せ)に映(うつ)して俯(うつむ)いた 
独(ひと)りぼっちで また 明日(あす)に期待(きたい)をして

 

雨(あめ)が降(ふ)ったら きっと 頬(ほお)を濡(ぬ)らしてしまう 
枯(か)れてしまった 色(いろ)ですら 愛(いと)しくなるのに 
目(め)を瞑(つむ)ったら もっと 遠(とお)く霞(かす)んでしまう 
煩(うるさ)くなった雨(あめ)の音(おと) 笑(わら)い飛(と)ばしてくれ!

 

 

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