ぱっとこぼした種(たね)はさっと紛(まぎ)れた
染(し)み付(つ)いた色(いろ)を辿(たど)り見(み)守(ま)ろう
直(す)ぐまたこの掌(てのひら)に戻(もど)ってきた
昇(のぼ)るのにはこのままじゃ軽(かる)すぎて頼(たよ)りない
世界(せかい)は冷(つめ)たい熱(ねつ)を奪(うば)ってく
眩(まぶ)しい日差(ひざ)しじゃ足(た)りない
触(ふ)れた想(おも)い出(で)が先(さき)を閉(と)ざしてく
その体温(たいおん)振(ふ)り払(はら)って遠(よお)くまで
枯(か)らせば一瞬(いっしゅん)で済(す)むのに
期待(きたい)が離(はな)れない
すっと並(なら)べたチープな脳裏(のうり)の情景(じょうけい)
どうせ忘(わす)れてたことさえ忘(わす)れ
書(か)き記(しる)すもう見返(みかえ)すことない場所(ばしょ)
それでもここにいたのを誰(だれ)かに知(し)ってほしい
フィクション疑(うたが)って周(まわ)り見渡(みわた)した
言(い)い訳(わけ)は一人(ひとり)じゃ意味(いみ)ない
あの日(ひ)隣(となり)で一緒(いっしょ)に笑(わら)えた
青(あお)い時(とき)の感覚(かんかく)はリアルで
戻(もど)れない選択(せんたく)が象(かたど)った
もしもがちらついた
精査(せいさ)して捨(す)てた曖昧(あいまい)で成(な)り立(た)った世界(せかい)は
どうしようもないくらい根(ね)付(つ)いていた
世界(せかい)は冷(つめ)たい熱(ねつ)を奪(うば)ってく
眩(まぶ)しい日差(ひざ)しじゃ足(た)りない
触(ふ)れた想(おも)い出(で)が先(さき)を閉(と)ざしてく
その体温(たいおん)振(ふ)り払(はら)って遠(とお)くまで
フィクション疑(うたが)って周(まわ)り見渡(みわた)した
言(い)い訳(わけ)は一人(ひとり)じゃ話(はな)せない
あの日(ひ)隣(となり)で一緒(いっしょ)に笑(わら)えた
青(あお)い時(とき)の感覚(かんかく)はリアルで
戻(もど)れない選択(せんたく)が象(かたど)った
もしもが始(はじ)まった